ソーシャルビジネスに適した法人形態について
●ソーシャルビジネスをご存じですか?
最近よく耳にしますソーシャルビジネスとはどのようなものでしょう?
ソーシャルビジネスとは
社会的な問題を解決することを事業目的として掲げ、
収益事業を行うビジネスモデルのことを言います。
旧来からあった「ボランティア」とは違うようですね。
ボランティアは収益事業ということにあまり意識は向いていません。
それに対してソーシャルビジネスでは収益性をしっかりと確保しつつも、
社会問題を解決するというミッションを追求します。
●なぜソーシャルビジネスが流行るのか?
企業のブランディング戦略として取り入れているところもあるようです。
しかし、時代の流れとして社会的な問題に取り組みたいという風潮がこのブームの根底に有るのではないでしょうか。
●ソーシャルビジネスに適した法人形態について。
このように社会目的の解決を目指しつつ、
収益事業をしっかりと行うソーシャルビジネスですが、
法人としての形式はどのようなものが適しているのでしょうか。
私はソーシャルビジネスには一般社団法人の形式が適していると思います。
社会問題解決と言えばNPO法人を思い浮かべる方も多いと思いますが、
NPO法人は理事の人数が10名以上必要だったり
主務官庁へ報告書を定期的に出さなければならなかったりと機動性の点で問題があります。
収益事業を行うためには機動性が大事なので、
そのような面からみればソーシャルビジネスにはNPO法人よりも一般社団法人の方が適切です。