医療保険特約いろいろ
民間の医療保険の主な保障は、病気やけがで入院した場合に受取ることができる「入院給付金」と所定の手術を受けた場合に受取ることができる「手術給付金」です。それ以上に保障を充実させたい場合は「特約」を付加することにより保障を充実させることができます。
主な特約について以下にご紹介します。
◇生活習慣病特約
生活習慣病により入院した場合、入院給付金の額が上乗せされたり、一時金の給付を受ける
ことができます。生活習慣病の範囲は、七大生活習慣病であったり三大生活習慣病であった
りと保険会社によって異なります。
例)七大生活習慣病・・・①がん(悪性新生物・上皮内新生物) ②糖尿病 ③心疾患
④高血圧性疾患 ⑤脳血管疾患 ⑥肝硬変 ⑦慢性腎不全
◇女性疾病特約
女性特有の疾病により入院した場合、入院給付金の額が上乗せされます。
◇初期入院特約
主契約の入院保障に免責期間がある場合(入院5日目から保障など)、特約を付加すること
で免責期間がなくなります。
◇長期入院特約
継続して一定期間以上の入院をしなければならない場合、主契約に上乗せして給付金を受取る
ことができます。
◇通院特約
入院給付金の対象となる入院をし、退院後一定期間内に入院と同じ治療目的で通院した場合、
給付金を受取ることができます。
◇先進医療特約
厚生労働大臣に承認されている先進医療に該当する治療を受けた場合、技術料相当額を受取
ることができます。治療に要した交通費や宿泊代を対象に加えている保険会社もあります。
特約は保険会社によって名称や保障内容が様々ですので、どのような特約が付加できるか保険会社に確認しましょう。
特約を付加すると保険料の負担も大きくなります。自分にとって必要な保障は何かを検討し、負担できる保険料の範囲で必要な特約を付加しましょう。
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