何もしないリスク
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
また新しい年になり、今年も「新しいことに挑戦」しようと思います、と言ったら聞こえはよいのですが、昨今の変化の激しいビジネス環境においては、「挑戦することによるリスク」よりも「何もしないで現状のままでいることによるリスク」の方が想像以上に大きくなってきたのではないかと言われます。
何もしないのにリスクがあるのかと思われるかもしれませんが、変化の少ない時代ならともかく、昨今の変化の激しいビジネス環境においては、何もしないことはどんどん相対的に競争力が低下していき業績が悪化するというリスクがあるということです。また一方で新しいことに挑戦することにもリスクは付いてきます。
でも「挑戦するリスク」より「何もしないリスク」の方が大きいこともあるということです。
例えば、IT業界を考えてみると解りやすいと思います。新しいことに挑戦し続けないと、たちまち競争に負けてしまう業界なのでリスクを取ってでも挑戦せざるを得ないということです。
業界にもよるでしょうが、何もしないことは安全ではなく、何もしないこと自体にもリスクがあるということです。
勿論、挑戦するには情報を収集し、よく考え可能な限りリスクを下げることは経営者として当然ですが。
ということで私も挑戦する方がリスクが小さいかなと思って新しいことに挑戦しようと思います。(結局、安全な方を選んでいるだけです。)