保険料払込免除特約とは?
保険料払込免除特約とは、被保険者が概ね以下のような状態になったとき、
その後の保険料の払込みを免除するものです。
・3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)で所定の状態になった場合
・所定の介護状態となった場合
・所定の身体障害状態となった場合
※保険会社によって免除となる要件が異なりますので、約款でご確認ください。
被保険者が上記のような要件に該当し働けなくなった場合、収入が減り保険
料を支払うことが困難になってくることも多いと思います。
保険料を支払わない状態が一定期間継続すると保険は失効し、せっかく万が
一のために加入した保険を活かすことができなくなってしまいます。
そのような事態を防ぐために、この特約は設けられています。
ただし保険料払込免除となる要件は厳しいことが多く、例えば3大疾病のう
ち脳卒中を発病した場合であれば、発病してから60日以上、言語障害、運動
失調、麻痺等の後遺症が継続したと医師が診断したとき等の基準があり、発病
すれば必ず適用されるというものではありません。
この特約を付けることで保険料は増加しますので、特約のもたらすメリット
が保険料に見合ったものであるかを検討してみましょう。
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