遺言書・エンディングノートをつくってみよう!
第1回 私自身の遺言書をつくってみる!
司法書士として、相続を原因として土地建物の名義を変更するという内容の
お仕事のご依頼をうけることがよくあります。
その際、相続人の方 には、亡くなられた方は
遺言書をつくられているかどうかということをお聞きするのですが、
たいていがそのようなものはないというお答えがかえってきます。
その場合には、相続人全員で遺産分割協議を行い
不動産の名義を変更するという流れになるのですが、
中には遺産分割協議でもめて(或いは相続人の一人と連絡が取れなくて)
遺産の処理がまったく前に進まないというケースもありました。
そのような場合には
ご依頼者の方に
「被相続人の方には遺言書をつくっていただければよかったのですがね」
といい、さらに「遺言書」を書きましょうねとアドバイスするのですが、
そのようなアドバイスをしている自分自身は
遺言書を書いたことがありませんでした(^_^;
そこで、今回はその反省を踏まえて、
私自身が自分の遺言書つくってゆく課程を
このブログを通じてお伝えすることによって
遺言書作成プロセスを知っていただき、
あわせて遺言書作成の注意点についても
お知らせしてゆこうと思います。
連載は3回ほどを予定しています。
おつきあいのほど、よろしくお願いいたします。