被用者年金の一元化法案について
現状において負担と給付の仕組みが異なっている厚生年金と共済年金について、平成24年2月17日の閣議で決定された社会保障・税一体改革大綱にしたがい、その被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案が通常国会へ提出されました。
~被用者年金とは?~
『民間企業や官公庁等に雇用されている人が加入する年金のことです。厚生年金や国家公務員共済組合、私立学校教職員共済などがこれにあたります』
今までは、厚生年金と共済年金とで、制度間の差異がありましたが、今後は、基本的に厚生年金に揃えることで差異を解消していくことになるようです。