自己開示と返報性
世の中には、とっつきやすい人と、とっつきにくい人がいます。
とっつきにくい人でも、それなりに長く付き合っているうちに親友になったりして・・・。
あとで振り返ってみると「付き合っていて良かったな~」と思う人はホントに沢山います。・・・私の財産です。
私の場合、とつきやすい人でも、そうでない人でも、初対面で、できるだけ自分の事を、洗いざらい告白してしまう習性があります。
でも、その習性のおかげで、相手の人も早い段階で、「そんなことまで言っていいの?」と思うくらい自分のことを話してくれます。
で、ときどき、『王様の耳はロバの耳』にならざるを得ないこともありますが・・・。
そんなときには『私は貝になりたい』のフランキー堺(年がばれますネ・・)にならないといけないわけで・・・。
が、『貝』になったとしても、得るものは大きいわけです・・・。
それは、表面的な付き合いを越えた深い仲(精神的に)を築くことができるから・・・。
ではなぜ、相手がそこまで自分のことを話してくれるのか?
あとでわかったことですが・・・心理学的には、これを『自己開示』と『返報性』の法則と言うそうです。
まず自分のことについて、「そこまで言うか?」くらいのレベルで告白する・・・『自己開示』することで。
相手も「そこまで告白してくれたのだから~、自分も言わなくてはいけないような気がする~」。・・・『返報性』
つまり、「貰ったからお返しをする」ということですね~。
今までは、相手が私にそこまで話してくれるのは、私が信用のおける人間だからかな~と、優越感みたいなのがあったのですが~。
心理学の法則によると、そうでもなかったようです~。
ともあれ、親友を得るためには、まず自分から『自己開示』する。
コレは大切なことのようです~。
テイクが欲しいときは、まずギブからなんですね~。
だから「テイク&ギブ」ではなくて「ギブ&テイク」なんですね~。
でも、相手が話してくれたことについては、「守秘義務」をまっとうすることが、最低条件ですけどね・・・。