平成23年4月1日から健康保険証の記載事項が変更となります
平成20年9月に政府管掌健康保険が全国健康保険協会管掌健康保険(以下、「協会けんぽ」という)
に組織変更され、早いもので2年が経過しました。財政状況の悪化に伴う健康保険料率の引上げなど、
難しい課題もありますが、一方でインターネットでの医療情報サービス提供など、サービス向上を目指
した取組みも行われています。
このような中、健康保険被保険者証(健康保険証)の記載事項が変更されることが発表されました。
変更内容は、これまで記載されていた事業所所在地の表示がなくなるほか、記号・番号の表示が大きく
分かりやすくなります。これは健康保険法施行規則が改正され、健康保険証の「事業所名称」および
「事業所所在地」(またはいずれかの一方)について、記載を省略できるようになったことに伴う対応です。
協会けんぽの健康保険証については、事業所名称がそのまま残ることとなりました。また、この変更に
伴い、被保険者証の記号番号を見やすくするため、文字の表示が大きくされています。
全国健康保険協会HPより
記載事項の変更は、平成23年4月1日以降に発行する健康保険証から変更となります。ただし、既に
発行されている健康保険証は従来どおり使用でき、差し替えの手続きは不要です。