公的年金では不安の方は生命保険を活用
個人年金保険とは老後の生活資金を自助努力で準備するためにつくられた保
険です。 年金というと、国民年金や厚生年金に代表される公的年金がよく知られてい
ますが、公的年金以外にも民間の個人年金保険を活用して老後資金の準備を考
える方も多いようです。
個人年金保険の基本的な仕組みは、保険料払込期間中に年金支払い原資を積
み立て、予め指定した年齢から年金を受け取ることができるというものです。
個人年金保険の年金の受取方法には以下の種類があります。
・有期年金
10年、15年など予め定めた年金の受取期間中に、被保険者が生き
ている限り年金が給付されるタイプのものです。
・保証期間付有期年金
一定の保証期間内は被保険者の生死に関わらず年金が給付され、その
後は予め定めた年金の受取期間中に被保険者が生きている限り年金が給
付されるタイプのものです。
・確定年金
年金受取開始期から一定期間内は、被保険者の生死に関わらず年金が
給付されるタイプのものです。
・終身年金
年金受取開始期から被保険者が生きている限り年金が給付されるタイ
プのものです。
・保証期間付終身年金
一定の保証期間内は被保険者の生死に関わらず年金が給付され、その
後は被保険者が生きている限り年金が給付されるタイプのものです。
その他、夫婦で加入し、夫婦のいずれかが生きている限り年金が給付される
夫婦年金保険というタイプもあります。
個人年金保険は公的年金保険のみでは足りない老後資金を補うものです。
まずは、自分の公的年金額がいくらになるかを確認し、自分にあった商品を選
びましょう。